それでは健康なお肌とはどんな状態のことを言うのでしょう?
| 1. ハリがある(皮膚に弾力がある) |
| 2. しっとりしている(適度に水分が蓄えられている) |
| 3. みずみずしくて血色がよい(毛細血管の血行がよい) |
| 4. キメが整っている(細胞が規則正しく生まれ変わっている) |
これら条件が満たされていることが健康なお肌の状態と言えますよね。
では、この健康なお肌の仕組みってどうなっているのでしょうね?
一般的に「お肌」と言われている部分は「表皮」と「真皮」という
合わせて2mmほどの2つの層のことをいいます。
さらに表皮については、4つの細かい層にわかれます。
お肌の成り立ちををわかりやすく例えるなら、
何層にも重ったバームクーヘンを
思い浮かべてくださいね。
本題の「表皮」と「真皮」のお話に入る前に、
さらにそれらをおおう膜があることもお教えいたします。
お肌をおおう膜のことを「皮脂膜」といいます。
この皮脂膜はというと・・・
汗の水分と皮脂の脂分が絶妙に混ざり合って造られている
”天然の保湿クリーム”と言ってもいいでしょう。
健康なお肌は弱酸性です。
しかし、そのお肌がアルカリ性にかたむくと細菌が繁殖しやすくなります。
皮脂膜は、アルカリ性にかたむきかける状態を中和する働きがあり
有害な物質の侵入をふせぎながらも、いろいろなシゲキからも肌を守ってくれています。
この皮脂膜に皮脂が多すぎたり(脂性)、よごれていると
いくらお手入れをしても、十分に栄養や水分が行きわらなくなってしまいます。
つぎに、皮膚のそと側にくる層を「表皮」といいます。
いろいろなシゲキからお肌を守ってくれる役割があります。
この表皮は、
角質層(かくしつそう)、 顆粒層(かりゅうそう)、
有棘層(ゆうきょくそう) 基底層(きていそう)
の4つの層からできています。
キレイなお肌になるために、とくに注目したいのは
表皮の一番そと側にある角質層とよばれる部分です。
水分の蒸発をふせぐ「保水能力」を持つこの層が、
お肌のうるおいを守るために大きな役割をはたしています。
さいごに「真皮」といわれる層ですが、いわばお肌の基礎の部分。
ここには、お肌のハリを保つタンパク質「コラーゲン」や、
表皮に栄養素を運ぶための毛細血管がたくさんあります。
お肌の細胞はつねに生まれ変わっています。
新しく生まれてきたは細胞は角質層へどんどん押し上げられていき、
そこで角質化した細胞は、アカとなってはがれ落ちていきます。
美しい健康な表皮は、ほぼ一定の周期で絶えず新しい細胞と
入れ替わっているのは、あなたもご存知ですよね?
お肌を美しく保つために欠かせないこの細胞の生まれ変わりを
表皮のターンオーバー(新陳代謝)と言います。
外界からのシゲキで傷ついても、ターンオーバーの働きにより
新しく生まれ変っているからこそ、美しく健康なお肌でいられるわけです。
健康で美しい皮膚の場合、
このターンオーバー周期は28日(約4週間)と言われています。
ちなみに、この周期が早くても遅くても、お肌のためによくありません。
この周期が乱れてしまうと、様々な肌トラブルの原因となってしまいます。
このような視点からみると、健康なお肌とは、
ターンオーバーをいつでも正常な状態に保っているお肌のことと言えるでしょう。